京都駅周辺(京都市内)
日本有数の観光都市である京都市の玄関口と中心エリア。東寺の五重塔は現存する日本の古塔中最高の塔で、高さは55メートル。
京都市は京都府最大の市で、京都府の人口の半分以上を占める。
日本の主要な都市の中では、第二次世界大戦の戦災被害を免れた数少ない都市でもある。古い史跡や町並、文化などが多く存在することから、日本で有数の観光都市・国際観光文化都市となっている。
御池・烏丸・四条河原町・大宮
繁華街の四条河原町・先斗町で京懐石やおばんざいの食べ歩きも楽しい。錦市場は京の台所。織物の街・西陣には京町家が残る。
御池通は、京都市の主要な東西の通りの一つ。京都市の中心に位置する中京区の中央部を横断し、川端通 - 堀川通間は京都市内で最も通りの幅が広い。
烏丸通は、京都市の主要な南北の通りの一つ。今朱雀とも呼ばれる表通り。
祇園・東山・北白川・清水
「清水の舞台」で知られる清水寺をはじめ、銀閣寺、知恩院、平安神宮、南禅寺など見どころが多い。祇園は京情緒漂う花街。
祇園は、京都市東山区にある、京都の代表的な繁華街及び歓楽街。京都有数の花街であり、地区内には歌舞伎劇場の南座、祇園甲部歌舞練場、祇園会館などがある。
下鴨・上賀茂・大原・鞍馬
市街北側には修学院離宮、下鴨・上賀茂神社、大徳寺などの見どころが点在。鞍馬・貴船は緑深い山峡にある。大原は三千院や寂光院などの古刹が立つ山里。
下鴨は、京都盆地北東部の賀茂川(鴨川)と高野川が合流する地点の北側に広がる地域。京都市左京区に属する。
金閣寺・嵐山・高雄
市街西側に金閣寺、龍安寺、仁和寺、広隆寺などの名刹がある。嵐山から嵯峨野にかけては風情ある古寺が点在。北の高雄は紅葉の名所。桂離宮や長岡京もこのエリア。
嵐山は桜や紅葉の名所で、日本さくら名所100選に選定されている。京都市街の西に位置し、平安時代に貴族の別荘地となって以来、京都の代表的な観光地となっている。
伏見・醍醐・長岡京市
京都駅の南西に東福寺、泉涌寺、伏見稲荷大社などがある。醍醐寺は醍醐山を寺域とする巨刹。伏見桃山では酒造めぐりが楽しい。
伏見区は、京都の南の郊外にあり、もとは桃山時代に伏見城の城下町として始まった。東京特別区を除く全国の政令指定都市の中で、横浜市港北区、横浜市青葉区、福岡市東区に次いで人口の多い行政区である。
宇治・南山城
茶どころ宇治には、鳳凰堂で知られる平等院や宇治上神社、万福寺がある。南山城では八幡の岩清水八幡宮が有名。奈良県に近い当尾には浄瑠璃寺や石仏群がある。
宇治市は、京都府の南部に位置する都市。世界遺産ともなっている平等院、宇治上神社や宇治茶などで有名。
南山城村は、京都府相楽郡にある村で、京都府唯一の村。
亀岡・京丹波・福知山
亀岡から嵐山に流れる保津峡では、トロッコ列車や川下りが楽しめる。黒豆や栗で知られる丹波は高原の町。
亀岡市は旧丹波国の最南端に位置し、山城国・摂津国の境目となる。
戦国時代末期、明智光秀が丹波亀山城と城下町を築いたことが近代亀岡の礎。しかし、現在では京都・大阪の衛星都市の側面が強くなっている。
天橋立・丹後半島
松の生い茂る砂嘴・天橋立は日本三景の一つ。宮津には古社寺や豪商の屋敷が残る。丹後半島には多くの景勝地や海水浴場が点在。舞鶴は赤れんが倉庫の残る港町。
天橋立は日本三景の一つ。京都府宮津市の宮津湾と内海の阿蘇海を南北に隔てる砂州。
丹後半島は、京都府北部の日本海に北東に突き出た半島。観光地や景勝地が多く、夏は海水浴、冬は蟹料理を求める観光客で賑わう。